こんにちは~!うしあやです。
時間がおしてるけど目標が決まらない!どうしよう?!
焦りますよね、、そんなときの目標の決め方がありますよ。
・面談に時間がかかってしまう。どうにか短くしたい!
・いつも目標は提案してばっかりだけど、他の方法はあるのかな?
・対象者さんが継続できる目標の立て方を知りたい!
基本の目標の決め方
面談を実施していくと、何となく自分の中で流れをつかんできて
こんな流れで目標を決めている、とやり方がある方も多いと思います。
基本は、自分がやりやすいやり方でいいと思いますが
色々な対象者さんがいるので、
「あれ、ちょっといつもの流れじゃなくなったぞ、、」
て感じになるときもあると思います。
私の面談の流れは
特保説明→検査値説明→受診勧奨→聞き取り→目標を決める→今後の説明
という流れがデフォルトです。
また、目標の決め方は
- 面談しながら行動変容段階の確認
- 対象者さんの希望減量体重や実行したいことの確認
- 私が対象者さんにできそうと思った目標を理由とともにいくつか説明
- 対象者さんとすり合わせながら、できそうな目標を設定
という流れです。
ちなみに、目標を設定するときめちゃくちゃ細かく決めます。
(例)
休肝日を作る→何曜日にする?→飲みたくなったら変わりに何を飲む?
お菓子を減らす→現状からどのくらい減らせる?→カロリーの確認方法は?
揚げ物を減らす→対象者さんが思っている「揚げ物」を確認→代わりに何を選ぶか相談
こんな感じで、面談の時に対象者さんがその目標を実行する場面を思い浮かべ、
あらかじめ起きそうな障害を回避する方法までお話します。
こちらは、また別記事で解説します。
イレギュラー時の目標の決め方
それでは、基本の目標の決め方では決まらなそうなときや、
もう時間が無くなってしまったがどうしよう?!
なんてときの目標の決め方は
対象者さんに目標を決めてもらう
という方法です。
「もうすでに毎回それやってるんですけど?!」って方、すみません。
経験上、結構いろいろ自分から目標を提案している方が多いと思います。
対象者さんに目標を決めてもらうって、結構勇気がいると思いますが
そこをあえて、本人に任せてみましょう!
人間、人から言われてすることより自分で決めたことのほうが
実行できるし、「自分が決めたしやろう」と自分の問題にできます。
ただ、ちょっとコツがあります。
数値説明の時に【どんな行動をするとその数値が上がりやすいか】をしっかり説明する
意識づけの種まきという意味合いですが、
・LDLコレステロールが高くなりやすいのはどんな食事か
・血糖値が高くなりやすい食事、運動
・血圧が高くなりやすい行動
などですね!
最初は、面談が長くなるなんでわからないから、
ここは面談するときは全員に説明したほうがいいですね。
これをしておくことで、ある程度数値改善にもつながる目標の設定に繋がります。
対象者さんが決めた目標を否定しない
対象者さんに、目標を決めてもらい応援しよう、という方向に舵を切ったなら
まず、勇気を出して伝えてくれた内容を受け入れてください。
中には、「もっとこういうほうが体重も落ちるし、いいと思うけど、、」
と思う内容もあるかもしれませんが、行動変容段階によっては
「まずは体重を測定する」
「健康診断の結果を開封する」
ことが第一ステップの方もいます。
自信がない、失敗したら恥ずかしい、面倒くさいなど
色々な気持ちが対象者さんにもあると思います。
なので、何かやりたいことを提案してくれたら、良いところをまず褒めてください!
「とてもいい目標だと思います!対象者さんの〇〇を改善することにも繋がりますよ。」
という感じで、受け止めます。
少しだけ目標を具体的にするお手伝いをする
目標を伝えてくれたら、より実行できるように具体的にする声かけをします。
(例)
「まずは体重測定からしてみようかな」
→「とてもいい目標だと思います!体重測定をまめにすることで
いつの間にか体重が上がっていた!ということも防ぐ効果がありますよ。
週に何回くらい、測定できそうですか?
また、測定するタイミングは朝と夜のどちらが測定しやすそうですか?」
「お酒は少し減らしてみようかな」
→「いいですね!肝臓の負担も減るし、長期的にみると高血圧予防、カロリーが減ることで
減量にも繋がりますよ。
1日の飲む量を減らすか、休肝日を作るかどちらができそうですか?」
具体的にすることで、より実行もしやすくなります。
必ず対象者さんに確認しながら具体化していってくださいね。
伝える情報はスリム化する
目標を決める前も、決めた後も良かれと思って、あれこれ伝えすぎていませんか?
「面談でしか伝えられないし、覚えていておいてほしい!」
という気持ちもとても分かりますが、面談の時には目標以外にも、
特保の概要や今後どうやって連絡をとるか、アプリなどを使用していたらその説明
などもあるので、説明がとても多いです。
そもそも、伝えすぎても人間そんなに覚えてられないし、
伝えすぎると、本当に覚えておいてほしいことが紛れてしまいます。
対象者さんが「もう少し聞きたかったな」という気持ちくらいがちょうどいいです!
それ以上の情報を伝えることは、面談をする側の自己満足になってしまいます。
「本当に覚えておいてほしいこと」を面談をしながら定めていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、今回は短期間で効果的な目標を決める方法でしたが、まとめると
余計な事は言わずに、対象者さんが決めたことを具体化して応援する
という内容でした。
面談をするときに少しでもお役に立てればと思います。
今日もお疲れさまでした!
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